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バウンズ〈色欲の輪舞・成美の章 終〉

アナルに圧迫を感じた。
ローションに塗れている孔は難なく開かれて、亀頭が中を滑り出す。

「ああっ……ああああっ」

わたしは顔を上げて喘いだ。
アナルセックスは経験があっても、生身の男性器二本は初めて。
ひどい淫乱。
息苦しくて、男性器で躰の隅々までを満たされたような圧迫感がわたしを襲う。

「あああっ、気持ちいい」

後ろから喘ぎ声を吹きかけられる。

「やばい、やばいって」

ダイキ君はわたしを強く抱いて我慢できないように腰を振り立てた。
反動でアナルの口が上下に揺れて、挟まっている淫茎に刺激される。

「っんああっ、やぁっ」

言うと、内膜が締まったのか「おおおおっ、きたぁ」と叫んでアルク君も動き出した。
知らない場所を突き上げては抉り出す。

「ああああっ……あああああっ……いっ……やぁ」

内臓をグチャグチャにかき回されるよう。
苦しいのに、苦しさが眩しい世界を頭の中に拡げて行く。
ゴリゴリと交互に粘膜を擦られて、気持ちいいと言う実感が無いのに鋭い光で目の焦点が合わなくなる。

「はぁぁぁぁ、ダメェ……逝く……逝くぅぅ」

叫ぶとお尻に高らかな打擲音と熱が拡がった。
あっ……。
アルク君がわたしのお尻を叩いていた。

「うぉ、すげぇ」

ダイキ君は腰を揺する。
アルク君はアナルを衝きながらお尻を叩く。
ジンジンと拡がる熱が冷める前にまた叩かれる。

「やっ、痛い。やめて……やっ」

わたしは逃れるように腰を揺する。
それなのに、その動きは曖昧だった快感を明確にわたしに教えた。

「ああっ……いいっ……逝くっ、いいっ」

「でしょ?成美さんのお尻チュウチュウ吸い付いてる」

アルク君は両手で再度お尻の肉を震わせた。


そこに規則的なリズムを壊す衝撃が走った。

「ああっ」

「あら、もう終わり?勝手なことをして」

誰?アルク君の呻き声の後に聴こえたのは、女性の声。

「あっ、珠樹さん」

耳元のダイキ君の声に戦いた。
珠樹さん?
振り返りたいけど、後ろ手の上に二人に挟まれたこの体勢ではどうにもできない。
わたしに挿れているアルク君に珠樹さんが何かをしている。
なに?
怖いのに手立てがないままガッガッと重たい衝撃が続く。
もしかして、アルク君を貫いている?
そうみたい。
アルク君は喘いでから叫んだ。

「あっ、あああああっ、ああっ、無理……両方気持ちいい……無理です……出る。出ます」

ビュッと腸内にぶつけられた白濁を感じながら、

「ああっ……ああっ」

と情交の果ての声を聴く。
ああっ……逝きそう。
内壁に拡がる熱がわたしの快感をギュッと掴んだ。
けれども、急変した状況で逝きそうにない。


すぐにアルク君が抜かれる。
ダイキ君も自分の上からわたしを下ろした。
仰向けにされて見ると、左手を腰に当ててベッドの上に立つ全裸の珠樹さんがいる。
右手には……デジカメ。
焦るはずなのに、それよりも目を惹いたのは股間。
隆々の硬棒がある。
ペニスバンドをはめていた。
プロポーションの良さも手伝って、卑猥なのに神々しいかも。

「一回、はめ撮りってしたかったの。はめながら撮るヤツ」

珠樹さんはカメラを覗きもせずにシャッターを切った。
フラッシュが光る。

「アル、あなたのに挿れたの。あなたが綺麗にしなさい」

アルク君は返事もせずに珠樹さんに擦り寄って、作り物のペニスを頬張った。
珠樹さんは、満足そうにわたしを見下ろす。

「どうだった?この子たち、上手でしょ。女性をその気にさせるの」

「もう、もう帰して。わたしを帰して。知らないで来たの。こんな場所だって知らないで」

わたしはなんとか身を起こした。
言い訳だって解っている。
楽しんで、泣かされて、そのくせに感じて。
でもこれ以上のことは耐えられない。


珠樹さんは自分にしゃぶりつくアルク君のキャラメル色の髪を引っ張って投げた。
アルク君はベッドから転がるように落ちる。
ダイキ君も泡を食ったようにベッドから降りた。

「ふふっ」

珠樹さんは楽しげに冷笑を洩らして、膝を折りながらわたしに迫った。

「ご主人、可哀そうね。あなたを愛しているのに」

「いや、やめて。やめて」

「やめて?やめてもいいわよ。その代り、一生あたしの言うことを聞くこと。一生よ。あなたの人生が終わるまで。それが出来るならやめてもいい。丁度、可愛いペットがいなくなったところだから」

珠樹さんは艶やかに微笑んだ。
わたしは唇を震わせながら、細められた瞳を見つめた。






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コメント

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2014/11/24 (Mon) 19:05 | # | | 編集
Re: タイトルなし

あすか様

じ、実は二巡目の成美はここまで……なので、いかにインパクトを残そうか考えましたぁ。
同じテンションの珠樹さんで健ちゃんを引き継ぐので。
でも、ま、数話はまた皆さんが嫌いなシーンでしょう。
後半も。


哲也のたった二話で一瞬、こういうのが読みたいのよ、と思う方が多いかも。

年内には全部あげられないです、三巡目の哲也はそこそこ描くので。
そのくせ、来年描くプロットを三つほど描き始めています。
やっぱり、ドロドロ系がいいのかな。



  ダリア



2014/11/21 (Fri) 23:53 | ダリア #- | URL | 編集

珠樹さんの放った言葉に ゾッとした。夫の気持ちをダメ押しされたばかりか 会って間もない人に「一生 言う事をきけ」なんて言われて 驚かない訳ない。

間男との情事も つまみ喰いのくすぐったさも 全て吹っ飛ぶインパクト…だと思う。

恥態を晒す成美を「身から出た錆び ざまぁ」と思う反面 これから待ち受ける 本当の意味での試練?地獄?に じっとしていられなくなる。

毎日の更新 お疲れ様です。そして ありがとう。

すっかり ダリアさんの術中に嵌まってるような。

2014/11/21 (Fri) 23:16 | あすか #- | URL | 編集

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